三省

雑記

相当前の話になりますが、私は以前、三省堂書店の外商統括部というところで働いていました。
その当時は、営業事務的な仕事をしており、店舗業務とは、また違った業務内容の仕事をしていました。

さて、急にこのお話をしたのは、つい先日、その三省堂書店を思い出したからです。
三省堂の「三省」という店名は、私が知るところでは、中国の孔子の弟子である曾子の言葉から来ているということのようです。

その言葉とは、「吾日三省吾身(吾、日に三たび吾が身を省みる)」だそうです。

NPO法人の活動を行っておりますが、私自身は全くもって未熟で、つい先日も深く反省をすべきことを自ら行ってしまいました。そこで、ふと頭によぎった言葉から、三省堂書店のことを思い出しました。

そして、せっかくなので、そこから更にインターネット等で詳しく調べてみましたが、このエピソードは次のようなものだそうです。

曾子曰く、吾(われ)、日に三たび吾が身を省みる。「人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか。」とのことでした。
現代語訳(口語訳)
曾子がこうおっしゃいました。
「私は1日に3回我が身を振り返ります。1つ目は人のために真剣に物事を考えてあげただろうかということ。2つ目は友人と接するときに誠意を持っていられただろうかということ。そして3つ目はまだ自分がきちんと理解できていないことを、受け売りで人に教えはしなかっただろうかということです」

今回、このことを改めて調べてみようと思ったきっかけとなった事象については、深く反省が必要だと思っておりますし、今後も忘れてはいけないことだと思っていますが、改めて、この言葉を思い出す契機になったことを、その時を共有していた方々に対し、お詫びすると同時に、感謝申し上げます。

「三省」の精神を胸にいだき、今後の活動をしっかりと行っていきたいと思います。

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