「懐かしさ」と「昔には戻れない」という気付き

雑記

随分、日が短くなってきましたね。
もう夏は終わりと言ってもいいのかもしれません。

家にずっといることは、このブログでも何回かお話しておりましたが、9月13日からの週に関しては、全く外出をしておりませんでした(1歩も外に出ていませんw)
食べてばかりで、体もほぼ動かしていなかったため、体もなまり、体重も増えていそうだったことから、これはさすがにマズイと思い外出することにいたしました。

向かった先は、丸善ジュンク堂書店です。

最初は実用書のコーナーに行き、麻雀の本をまずは見ました。
お仕事の関係もありますから、今はどんな書籍が並んでいるのかを確認したいと思ったからです。
だいたい想像していたとおりではありましたが、やはり背表紙を見るのはワクワクいたします。
最近では、Amazonで本を購入することが多くなりましたが、やはり、一覧性という点では、実店舗に軍配があがります。

実用書のコーナーでは、ついでに、以前のお仕事の関係で、よく見ていた本のコーナーにも立ち寄りましたが、時の流れを感じました。

次にビジネス書のコーナーに行きました。
在宅の時間が長いですから、何か学べるような本を探そうと思ったからです。
取り合えず、全ての棚を見るために歩き回りました。理由としては、本を探すのと同時に、もう一つのテーマがあったからです。
それは「たくさん歩く」ことです。体を動かしていないからと出掛けたわけですから。

その後も各フロアを何となく眺めて回りましたが、本を見ながらとても懐かしさを感じていました。

それというのも、私は、色々と職を変えておりますが、その中の一つに書店勤務があります。
もう何十年も前の話になりますが、札幌にもあります三省堂書店の外商統括部というところで働いておりました。そして、その勤務場所は、東京都千代田区の神保町でした。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、神保町は、日本でも有数の書店街です。

20代の頃の私の趣味は、書店巡りでした。特に古書店が好きでした。実際に本を購入して帰ることが多かったのですが、古書店では、かなりディスカウントされたお値段がついています。
大きなカバンを持っていって、そのカバン一杯に書籍を買い込み、重い荷物を持って帰宅する。こんな時間を懐かしく思いながら、各フロアを歩いておりました。

随分と時間を掛けて、本を見てから、書店を後にいたしました。
そして、その日の収穫ですが、購入書籍は「0」点。ひとつも買わずにお店をあとにしました。
買いたい本は、いくつかメモしてありますので、帰ってから、Amazonで探してみたいと思います。

懐かしい時間を過ごしたのは良かったのですが、最近では、本のレビューを見てからでないと買えなくなっている自分がいました。
良くもあり悪くもあり。複雑な心境です。

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