小・中学生のための「まーじゃん入門」(イベント報告)①

マージャン

令和6年11月~12月にかけて行いました『小・中学生のための「まーじゃん入門」』のイベントが終了いたしました。今回は、当イベントについて書いていきたいと思います。

令和6年3月に、「さぽーとほっと基金」の冠基金の中にある、「北海道循環器病院」様の子どもさぽーと基金を選択し申請を行いました。
公開プレゼンテーション審査は、緊張して臨んでいたことを思い出します。
後日、結果が郵便にて通知され、当該事業が採択されたことを確認した時は、凄く嬉しかったです。

「北海道循環器病院」様に改めて御礼申し上げます。

また、採択していただいたからには、「事業を成功させねば」という気持ちが引き締まる思いでした。

当イベントを行うことで期待される効果を以下のように考えています。

  • 北海道では、こどもが麻雀を習う(または、楽しむ)環境が整備されていないことから当イベントを企画しました。当NPO法人では、こども達が安心して麻雀ができる環境を作っていきたいと考えています。
  • 麻雀は、コミュニケーションツールとしてとてもすぐれています。ゲームを行いながら、コミュニケーション能力の向上を図ります。
  • こどもが麻雀をすることによる効用として、「IQが約8ポイント上昇する」・「『処理速度』という、集中力や情報処理の速さや視覚的な記憶を反映する指数が上昇する」といった研究結果が、脳外科医の東島威史医師により示されています。このイベントをきっかけに、麻雀をする機会が増えて、こういった効用を享受してもらうことを期待しています。

そして色々と準備を進めて、11月16日に「市民活動プラザ星園」にて、全4回で行うイベントの初日を迎えました。

定員12名としていましたが、最終的には、小学2年生~中学2年生までの9名のこども達が参加してくれました。
電話やメールなどで、事前に麻雀経験の有無についてはお聞き取りしていましたが、どんなこども達が来てくれるのか・・・
初顔合わせは、ドキドキの瞬間です。

家族マージャンやゲームアプリ等で麻雀の経験がある子が4名。未経験の子が5名という内訳でした。
麻雀の経験に応じてグループ分けをして、スタートとなりました。
こどもさんに説明の時間は退屈でしょうから、説明の時間は極力短くし、すぐに実戦にうつります。
未経験の子には、スタッフが牌の説明、ゲームの流れを卓内で説明していきます。
経験のある子はちょうど4名でしたから、こども達だけの卓として、スタッフが後ろからアドバイスを送ります。

麻雀というゲームが間に入っているため、「はじめまして」の子ども同士、すぐに会話をしていてコミュニケーションが生まれていました。これは麻雀のパワーだと思います。
実にわいわいと賑やかな雰囲気で時間が過ぎていきました。

今回は、親御さんの「見学」をOKとして行ったのですが、全ての親御さんが会場で見学をされていました。親御さんご自身も麻雀のご経験がおありの方が多かったようです。熱心にご自分のお子さんの麻雀を見ている方もいらっしゃり、熱血指導が入ることも(笑)

あっという間に時間が過ぎ、初日を終えることになりました。

2日目・3日目はダイジェストで・・
第2回(11/23)
☆不要な牌とは、基本的な考え方を説明した後、実戦
第3回(11/30)
☆麻雀の基本の役の説明後、実戦

2回目、3回目と回が進むごとに、こども達の緊張もほぐれ、たくさんおしゃべりしながらゲームをしてくれていたのが印象に残ります。
またここまで、3回ともお休みをする子はなく、全員参加してくれていたのが嬉しかったです。

ここまで、かなり長くなってしまいましたので、4日目の最終回の様子は、別の記事に書かせていただきます。

enkei

~②~に続く

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